伊藤蘭さんソロデビューアルバム発売となると次に誰もが期待を寄せるのはコンサートです。

キャンディーズ解散以来、音楽活動から遠ざかりこの度の東京ドームシティーホール6/11.12がなんとソロデビューコンサートとなります。

アルバムの「恋とカフェインとスイーツと猫舌」のコーラス、コーラスアレンジに続いて、コンサートアレンジもやっています。音楽プロデュース、バンマスは古くからの仲間でもあり尊敬信頼を寄せる佐藤準さん。その準さんと編曲を分けて私の担当は終盤で披露のキャンディーズ楽曲「春一番」「その気にさせないで」「年下の男の子」そしてもう一曲は間際に急遽追加の「ハートのエースが出てこない」。

キャンディーズの音楽的な個性と魅力は3人の声が重なり合うところが大きなポイントの一つだと思います。今回は蘭さんが一人で歌う事になりますが、ご来場の皆様の期待もこのキャンでシーズ楽曲4曲に掛かる度合いは言うまでもなく、アレンジ上では、オリジナルに忠実に!をモットーに3人だった声をどうやったらソロでも全く別物にならず、期待を裏切らないようにするか、その辺りに重要な課題がありました。

メンバーにはコーラス要員としてレコーディングメンバーの渡部紗智子、柳本千野(敬称略)が揃っています。彼女らとのミックス具合、トラックとの兼ね合いでそれらが出せたら…と思い作業を進めました。手法は勿論企業秘密です!笑

とにかく41年ぶり、「キャンディーズ」の伊藤蘭さんファースト・ソロ・コンサート、ステージには上がりませんがメンバーの一人として参加することが出来て会場はとても幸せな空間でした。

余談:全く音楽的な事柄ではないけど学生時代「8時だよ全員集合!」の聖歌隊とコーラスのバイトに毎土曜日行っており楽屋は決まってキャンディーズと隣か施設によっては同じだった。こんなスターと同じ楽屋?と思ってましたが、漏れ聴こえる彼女らの会話は本当に本当に普通以上に普通?)10代の子の明るい会話だったのを覚えています。

その話も欄さんとして私も40数年前に時が戻りました。

6日間のリハーサルの一片。レコーディングコーラスメンバーと。