今年に入り2回目、vocalが中西圭三からニューフェイス石塚裕美に替わり2回目
のLet’s go Banana ライブは初めて演奏する学芸大のcherokee という可愛くて素敵なお店でした。
前回までの横浜中区のparadise cafeを離れ久しぶりの東京。
自分で言うのはとても滑稽で笑っている人もいると思うけど素晴らしいメンバーから成り立つこのユニットなので出て来る音も大変クオリティーの高い洗練されたサウンドだと思うのです。
でも個々のキャリアとは別にグループとしては知名度もほぼないに等しくまだまだ知られていません。
集客出来なければ演奏出来る場所がなくなる・・・私は追い込まれていました。
正直今回が最後ではないかと思うほど。
出来る者が頑張ればいい、そう思っています。
お声がけも出来る限りやってみました。お陰で満席となり立ち見も出る程の会場で、そんな中での仲間だちの高揚した演奏を聴き一緒に奏でられその嬉しそうな表情を真横で見るともう少し頑張れるかもしれない、そう思ったものです。
私のような職業作家が人前で演奏する機会というのはたまのコンサートサポートか、このような自ライブ活動。そしてより自分の思いに近いものはやはり自主ライブだろうと思います。
この年齢になって新たにまた新しい唄にトライし、歌い方を工夫してみたり、ピアノを練習してみたり。
お客様からミュージックチャージを頂いてプロとしての演奏を披露するからにはこれまで頑張ってきた色んな仕事に傷を付けないようししっかりと気を引き締めて楽しむ事が出来るまでに余裕を持ってそしてステージに立たなくてはと、特に演奏家として活動している訳でもない山川恵津子としては強くそう思うのでありました。
音楽というものをいつまでこうしてやって行けるのか、面倒な事は諦める、それでは駄目だと思うんです。
そんな想いを巡らす良い時間でした。