新型コロナウィルスのおかげで世界中が一変。

この日本も春の緊急事態宣言という初めて聞く言葉で初めてそのような事態になる。

前日まで時間との闘い、くらい追い詰められるような締め切りのある仕事をしており、もちろん仕事にならなかったのは途轍もない痛手を負ったのだが、自分の半分は「解放された・・・」と感じていた。

そして、報道から掴む国の政策。個人事業主への給付や家賃支援、分化庁の補助、、、申請方法はどれも複雑で、勿論こういうことは初めてであるし、時間あればこそ出来る事だった。五月抱えていた進行中の仕事がなくなり、その後6月の一月はこの給付だの補助だの、その情報に耳を傾け書類の作成に向けて物凄い集中力を発揮していた。内容は不得手な事柄でも生きていくためには全力で頑張らなくてはいけなかった。

しかし、きっと国も大抵の人も夏過ぎくらいにはおさまってくるのでは・・・と根拠も無いのになんとなく想っていたに違いないでしょう。

支援の想定もマックス6ヶ月程度ではないの?

でも現実はそうはならず、今日の東京都の新規陽性者は1000超え。

どうなるのか。個人事業は煽り喰らう。

私だが、たまたまなのだ、今年は5月は仕事はなかったものの以降、再び追い詰められる忙しさがずっと続いていた。

何故かはわからない。この仕事、いつもこのような予測不可能で不安定の極み。ただ、世の中の動き、そしてコンサートが出来ないとなれば音楽制作も二の足を踏むのは間違いないのだろうと不安を抱くものの何故だか作曲や編曲のレコーディングのお仕事、被るように依頼を頂き、ありがたい一年となった。でもこの先、わからない。コロナだからではなくてずっとそうなのと、コロナ故更なる不安定さ!

私のサイトなので投稿内容が自分中心という事をお許し頂きたいが、6月あたりにこれまで使っていたPC が不調になり、7月に乗り換えて一新。これで安心、と思うのも束の間でわずか2ヶ月くらいでDAWの挙動が怪しくなり、やがて絶不調に。抱えている仕事を乗り切る事も危く心身共に本当に参った。。私達にとってはPC DAW ・・・とにかく制作において道具となっている現代では命そのもの。

こちらはつい先日、大変面倒なクリーンインストールしてに踏み切って(それしかないだろう!!)やっと人並みな晴れ晴れとした気持ちで日々を送っている次第。実に辛くて暗い長い時間だったと思う。お仕事が忙しくて有難いその感謝の大きさと同じ、いやそれ以上の大きな病み。胃どころか心臓が痛かった(心臓は悪くないのだけど)

この件に関しては同業中の同業にしか理解は得れず、でも同業者はまず間違いなく誰もが抱えている悩ましい事柄なのです。。。。

そして誰もが、これ一生付き合うんだと言う。。。

 

今日は一年振り返り、ということでとてもとても私的な、普通なら絶対言わなさそうなことも書いております。

Diary では全ての仕事のことを書いているわけでも勿論なく、情報公開の時期の関係やたまには端折っていることもなくはないのですが。

こういう事も実はたくさんあります。ないほうがいいけどですね!

 

それにしても、コロナ、、、私達(個人事業主音楽家)はいつでもここのような危機感に包まれこれまでやってきた。

雇用され例え一定時期としても保証という環境に身を置いたことが一度もなく生きてきた。

「新しい生活様式」なる言葉が生まれ促されるそのスタイル、自分としては当然のようにやってきていることばかり、本当にそう思う。

脈略もなく書いていますが、不安があるのはいつもと変わらずながら、コロナも何処吹く風とばかりますます音楽の、仕事の課題が山積し、何故だか楽しみが待っている來たる明日からの2021なのです。

 

沢山仕事をしたい。noteの自己紹介では人生・仕事・音楽シンプル三つ巴構造人間、確かそう書いていますが、その通り。

ごく身近に感染者も出て一層感染予防には留意を怠る事なく来年もよい一年にしたい。

徒然なるままではありますが

皆さんに支えられて今日までこれた、この一年ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

写真はNHK BS 今月福生市民会館での観客50%で収録された日の画像