キャンディーズ解散以来ソロでの音源は全く作っていなかったという伊藤蘭さん。

初のソロアルバムリリースについては既に情報公開されており世間が騒がしいようだ。

今日はその注目の新譜の中の一曲「恋とカフェインとスィーツと猫舌」のコーラスアレンジとコーラスもレコーディングしてきた。

わたしのレコーディングコーラスというと、もっぱら近年では独り多重が主流になっている。それまでも男声コーラス2+女声1(山川)が殆ど。しかし今回は作家の平井夏美氏からやはりキャンディーズを彷彿させるような華やかな女声3声が欲しい、と早いタイミングからのリクエストがあり写真の渡部沙智子さん高柳千野さんをチョイス。彼女らは若い。それも私には嬉しい事✨

ワタベは兼ねてより器用だと注目していた人物でもありニュアンスを合わせたり細やかなテクニックにも対応出来る。チノもまたワタベと相性もよく同様だ。手前味噌ではあるが私が施すコーラスアレンジとコーラスにおいての唄いかたは独特の手法と技術でメインボーカルに絡んでシンガーをよりひきたたせたりあるときはカバー力ともなり一部の業界者から日本の伝統芸能とまで言って頂いている。80年代のアイドルソングを数多く手がけた経験から得た手法でもあるし、その当時アイドルソングにはコーラスは不可欠となっていたものだ。そんなアプローチのこのレコーディング、今回のコーラスも他とは一線を画した仕上がりになったのではないだろうか。

5/29 発売  伊藤蘭 ソロアルバム「My Bouquet 」