少し更新が遅れましたが先週の模様です。
29日東銀座にず~っと昔からある大きなスタジオ「音響ハウス」にて
久しぶりに生のストリングスを録りました。
内容ですが今まだ未定の部分がありお伝え出来る範囲は一番下に書かせて頂きますが
日本の曲もあれば海外の名曲もありで
例えば「家路」とか「歌の翼に」とか・・・素敵なセレクトです。
私が担当させて頂いた9曲のオケは全てA.Pf とこの日の生ストリングスで成立するようになっています。
昨今の諸事情や傾向で、とかくこう言うホンモノの楽器を起用する事が滅多にないので
元々ストリングスを書くのが好きな私に取っては実に楽しみな日となりました。
(最近は殆どシンセ、いわゆる打ち込みでなんでもかんでも完パケにするのであります!)
私は幼稚園時代からNHK の合唱団に憧れ、実際は敵わなかったのですが中高と部活も合唱部、
揚句はピンが苦手なのに気付く前に大学では声楽を専攻してしまいました(笑)
声楽家と言えども合唱となるとまた別のワザと心がけが必要で、
まぁ、平たく言えば出しゃばらずとにかく廻りの声を聴くって事だと思います。
デモ段階でもシンセの仮メロは容易と言えばそうなのですが、少しでもこの日に演奏して頂くストリングスセクションの方々にニュアンスが伝わればそれが良かろうとちょっと時間が掛かってしまいましたが一人多重で高校生レベル?合唱団のニュアンスを心に描いてガイドコーラスも用意しました。高校生レベルというのは発展途上という事ではなく爽やかでストレートで清い感じ!
私のイメージからは程遠いと笑って貰っていいです(笑)
期日が私に取ってはなかなかシビアではありましたが、それでもやはりいちいち曲の持つ素晴らしさに感動しながらの詰めた自宅作業でした。
弦ダビング当日は4時間内で9曲を録るという決して悠長には出来ないタイムスケジュールでしたが、事なきを得て丁寧に録れたし30分ほども巻きました。これには流石に安堵しました。

写真はスタジオ内の様子とコンマスの加藤ジョーさんとの写真です。
ジョーさんは私が大学時代のピアノの担当だった教授の弟さんなのであります。
在学中にはまさかこんなに長くポップス業界でお世話になるなんて当然の事ながら夢にも思っていませんでした。
ご縁ですね。
肝心の合唱団のレコーディングは今月末の予定。
今頃一生懸命お稽古中だと思います。

先に書きました本日の詳細を最後に、
お世話になった皆様に深くお礼を申し上げて本日の日記を閉めさせて頂きます。

・タイトル「歌い継がれる心のうた(仮称)」(CD全10巻セット)
・販売:ユーキャン
・販売時期:本年11月
・お問い合わせ先:03-3378-0770

宜しくお願いします♪またルポ致します♪