久しぶりにお芝居を観に行きました。
演出が友達なので声をかけて貰ったからです。特に芝居に詳しい訳でもなく積極的に観に行ったりもしないのですが。芝居の演出家というポジションは私の仕事と似てると思います。
編曲というかトータルコーディネイトというか。まぁ、自身はサウンドプロデュースと言われるような事もやっておりますので。
学芸大の駅から徒歩1分程度のその劇場は大変小さく、この言い回しは相応しくないかも知れないけれどアンダーグラウンドの要素は充分ありました。
魅せ方が非常に面白く、エドワード・オールビー作の「動物園物語」を二人の演出家がそれぞれの感性でアプローチ。同じ翻訳ではあるけど、従って台詞の大元は同じ筈ですがキャストも異なり二人の演出家の捉え所の相違点が面白かった。私は二日間別の日を選びお二人の演出家の上演を楽しんで来ました。
二つ見比べて良かったと思います。
会場にはお決まりのアンケート用紙があり、ご意見ご感想…など記入事項があったのですが
名前くらいしか書いて来なかったです。言葉などナンセンスな気がして。
「これからも楽しみにしています。頑張って下さい。」なんて書くのはどうもねw
足を運び、様々な感性に触れるという事を忘れないように・・・そう改めて思った次第。
演出家の友達はこの秋からロシア(モスクワ)に何事かを吸収に行くようです。
尊敬する演出家のアシスタントとして。体当たり、素晴らしいと思います!